こんにちは、売却相談センターの高倉です。

法人所有の傾斜地にある一戸建て売却について、前回記事にしました。

稲荷外観

社長さんと現地の案内をしてもらってものの、社員さんがカギを現場に持っていいってしまい、室内を確認できませんでした。

今回は、藤沢市へ再確認です。

 

◎室内の確認

建物の1階は、約26帖の事務所、2階は住居+水回りです。

築15年ですが社長さんがおっしゃる通り、最低限の設備でした。

稲荷 室内

事務所のリフォーム工事意外にも、室内もフローリングがはがれていたりしてリフォームが必要でした。

気になった点は、

  • フローリングの剥がれ
  • 浴室が0.75坪
  • サッシのシャッターが壊れている など

購入者が見学すれば、ほぼリフォームをしたがると思います。

 

事務所として購入してくれる法人や自宅兼事務所を希望する方がいればベストですが、駅から少し距離があるので購入者が限定されます。

所有している法人と同じように車で移動して資材置き場にする購入者がいればいいのですが。

 

稲荷 2階から2

 

◎売却のアイディア?

2階から斜面地方向は、抜けているので丹沢の上に富士山が見えます。

傾斜地は、平坦な所を畑として利用していますが所有者は藤沢市で、お隣さんが勝手に畑に利用しているそうです。

畑にしているので雑草・ツルなどが敷地に入り込まずに済んでいます。

 

そんな雑談をしていたところ

この藤沢市が所有している傾斜地部分は、藤沢市より社長さんに購入を持ち掛けたそうです。

 

この藤沢市の傾斜部分は、建築基準法の道路に接しておらず価値が非常に低く、隣接している所有者に売却を持ち掛けたそうです。

この藤沢市の土地に接しているのは、

①今回ご相談の法人

②畑として利用しているお隣さん

③北側の資材置き場

の3者だけです。

 

②畑に利用しているお隣さんは、ご自身の建物の北側になり敷地内からは直接行けず、今回の法人所有地を通って畑に行かせてあげているそうです。

 

③北側の資材置き場からは、傾斜地までの間には擁壁があり、約1.5mほど下がっているので利用が難しい。

稲荷3

ほぼ①今回のご相談の法人ぐらいしか利用価値が無いことが分かります。

 

社長さんに購入金額を聞くと忘れてしまったそうですが、かなり安かったそうで、

「まだ買えるんじゃないか?」との事です。

 

「もしかして買い増したら売却しやすくなるのでは?」と思い、藤沢市にまだ傾斜地を売却してもらえるか確認することにしました。

 

ガッツスライド使用 310×200