売却相談センター代表の高倉です。
前回、「境界標」について少し触れましたので補足です。
境界標とは
境界標とは、敷地と敷地の境界線を分かり安くするための目印です。
通常は、直線部分ではなく折れ曲がった箇所に設置されています。
境界標の材質には種類があり、
- コンクリート杭
- 御影石
- プラスチック
- 木杭
- 金属プレート、金属鋲など さらに材質は鋳鉄、真鍮、ステンレス、アルミなど
道路のはじなどに石の境界標↓↓を見たことあると思います。
この境界標がないとお隣さんとの境界線が分からないと将来揉めてしまう可能性があるので、売買する際にには境界標があるのがベストです。
また大きな土地だといくつかの区画に分割する必要があり、買主さんによっては測量をしてもらい境界標を入れ直すことを条件にされる場合があります。
ここで測量費の問題
測量費は、面積や傾斜があるかないか?
公道に接しているか?などで費用も異なってきます。
売却価格で測量費が変わるのでなく作業量で変わるので、売却価格がそれなりで売主さんに実入りがあれば良いのですが、売却価格が車一台分ぐらいだとかなり渋られます(>_<)
そこで私が変わりに山林、傾斜地の中に入り境界標を探すのですが、お隣も山林、傾斜地だとそもそも境界標がない場合が多いのです。
横浜市の住宅地に近い小規模な山林でも境界標がないことが半数を超えます。
さらにがけ地だとさすがに命綱を付けて探すこともできないので、プロの測量士に依頼させていただきます。
測量費を負担しないで売却する方法や、測量をしないで売却する方法もありますのでご心配なく。
ご相談者のご希望に合わせた売却方法で柔軟に対応いたします。